桐朋学園大学を卒業後、ローマのサンタ・チェチリア音楽院専門課程室内楽科を経て、ヨーロッパ各地で10年にわたり演奏活動。帰国後はデュオハヤシなど室内楽の普及と向上をめざして活動中
楽器 | ピアノ |
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ジャンル | クラシック全般 |
レッスン | 特別、個人&デュオ、室内楽・アンサンブル |
対象者 | アマチュア、プロ |
レベル | 中級、上級 |
COURSE レッスンコース
定期レッスン
古典からロマン派や現代曲まで、ピアノ・ソロ曲ではなくピアノと弦楽器などとの室内楽を学びたい人を中心に指導します。
ピアノと弦楽器など他の楽器との2重奏から5重奏などまでの室内楽を学びたいアマ チュア奏者で、毎月1回以上の定期的レッスンを希望される方は、まず45分の体験 レッスン(受講料:8,800円)を受講していただきます。体験レッスンにより、先生が、アマチュア中上級のピアニストであると判断されれば、定期レッスンを開始して頂きます。
プロの方には、不定期レッスンの受講をお願いすることになります。
レッスンはピアノ個人(室内楽のピアノパート)でも室内楽でも可能です。
林由香子 講師からオンラインでのレッスンをご希望の方は別途その旨をお申込みください。
ピアノ個人またはピアノ室内楽レッスン
対象・レベル |
アマチュア中上級。 基本的にピアノと弦楽器などとの室内楽を勉強したい方を対象とします。 |
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レッスン日 |
毎月1回または2回、受講して頂きます。 先生と受講生で調整し、3カ月単位で日時を先生と調整し、決めていただきます。 (少なくとも12カ月以上、毎月連続で受講することが条件です) |
レッスン時間 | 1回当りのレッスン時間:60分 |
入会金 |
11,000円を定期レッスン開始の際にお願いしています。 レンタル料割引きなどの特典があります。 |
レッスン料金 |
個人あるいは2重奏:12,650円/月1回 24,200円/月2回 3重奏以上の室内楽:15,400円/月1回 29,700円/月2回 |
不定期レッスン
ピアノ個人あるいはピアノ室内楽レッスン
対象・レベル | プロ |
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レッスン日 |
複数の希望日時をいただいて先生と調整します。 レッスン頻度は受講者の自由とします。 |
レッスン時間 | 1回あたりのレッスン時間:60分 |
入会金 | なし |
レッスン料金 |
1時間あたり 個人あるいは2重奏(DUO):15,400円 3重奏以上の室内楽:19,800円 |
体験レッスン
ピアノと弦楽器など他の楽器との2重奏から5重奏などまでの室内楽を学びたいアマ チュア奏者で、毎月1回以上の定期的レッスンを希望される方は、まず45分の体験 レッスンを受講していただきます。体験レッスンにより、先生が、アマチュア中上級のピアニストであると判断されれば、定期レッスンを開始して頂きます。
レッスン日 | 話し合いで調整いたします |
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体験時間 | 45分 |
体験料 | 8,800円 |
PROFILE 講師紹介
講師メッセージ
より有機的、立体的、音楽的なピアノ演奏を目指して
私が自分で演奏する場合でもレッスンの場合でも、基本姿勢は変わりません。他の楽器は一人で一声部を受け持つことがほとんどなのに、ピアノは常にたくさんの声部を一人で弾いています。他の楽器の人が何人もですることを、一人でやっているのですから大変なのですが、そのことを気にしてピアノを弾いている人は少ないかもしれません。右手と左手に機械的に分けてしまっている人が多いのではないでしょうか。
そこを一歩進めて、例えば『この声部を他の楽器の人が弾いたら・・・』とイメージしながら全体をまとめていくと、有機的になって、曲がより立体的に、より音楽的に仕上がっていきます。10本の指で多くの声部を弾き分けるのはやさしいことではありませんが、まずそこに気がつき、気持ちをそこに置いて練習していくことで、必ず違いが出てきます。それとともに、自分の出している音をよく聴いて、楽器を鳴らすと言うよりも楽器自体を響かせるつもりで音を出すことも大切です。無理に強く固い音を出さずに曲のメリハリをつけるには、弱音の出し方を研究する必要があります。
また、曲の拍子を感じて演奏することも大事です。拍子は理論や観念で分かっていてもなかなか演奏に結びつかないものですが、難しく思えるパッセージや、どのように歌わせたら良いか分からない旋律などが、曲の拍子を感じてそれに乗ってみると不思議にスッと弾けたりします。そのような時、『やはり作曲家は、このように拍子を感じてこの曲を書いていたのだな』と実感することができます。以上のことが身につくようなレッスンをしていけたらと思います。
主な経歴
桐朋学園「子供のための上級音楽教室」を経て、桐朋学園高校音楽科、同大学を卒業。
ピアノを高柳朗子、岡林千枝子、井口基成の各氏に師事。
77年に渡欧。ピアノをイタリアでG.アゴスティ、B.カニーノ、イギリスでG.ジョンソン、Z.グリボースキーの各氏、室内楽をロンドンでW.プリース、ジュネーブでP.フル二エ、ザルツブルグでA.ヤニグロの各氏に師事。
79年にローマのサンタ・チェチーリア音楽院専門課程室内楽科(R.ブレンゴラ氏)に入学し、翌年に満点で卒業。
82年以降、87年に帰国するまで、チッタ・ディ・カステロ市でのサマーコースにおいてピアノ・アシスタントを、 サンタ・チェチーリア音楽院のヴァイオリン、フルートクラスで公認伴奏者を務めるかたわら、 デュオ、トリオなど室内楽の演奏会をヨーロッパ各地で行う
「イタリア・クープラ国際夏期音楽祭」に、演奏のマスタークラス講師として招聘される(05年~)