富永 峻 とみなが しゅん

上達が楽しい、できなかったことができるようになる喜びを感じられるレッスンを心がけています。
練習の仕方にマニュアルはありません。上達の法則もありません。
結果を得るには生徒さんと先生のコミュニケーションによって信頼関係を築き上げることが大切です。
受講者が納得、理解して初めてレッスンの効果も現れてくること感じています。
結果を焦らず前進していけるよう、長期目線で教育を考えています。

レッスン内容に関して私が最も大事としていることは、「耳を開くこと」です。
自分の音をよく聴くことで技術面含めた課題が明白に見えて来ます。
欲しい音を頭の中で描ければ、あとはその音を楽器から表現するにはどうしたら良いかのピアニスティック（技術的）な話です。
?@ 表現したい音色を見つける
?A その音をどう作り出すか
主にこの２点が私の指導の土台となっており、そこから楽譜をどう解釈したらよいか、読み取り方などを細かく見ていきます。
常に丁寧でわかりやすいレッスンを目指しています。
正解、不正解は存在しない芸術の世界です。
ご自身の感性を最優先に指導者選びもしていただきたいですね。

フェルナンダ・ヴァンドシュナイダー、ヴァディム・グラドコフに師事。

音楽高校（スペイン）在学中より、数々の国際コンクールに入賞、マドリード王立音楽院時代にはホアキン・ソリアーノに師事。その後、ドイツ・フライブルグ音楽大学に進み、旧ソ連を代表する伝説的ピアニスト、エミール・ギレリスの直弟子 フェリックス・ゴットリーブに師事。同大学ソリストクラス（修士課程）を卒業。

ドイツでも国内ツアー、オーケストラとの共演など幅広く活動。2010年帰国後は、異色のピアニストとして期待を集め、ソロ演奏のみならずオペラ伴奏、室内楽、コンチエルトなどでも高い評価を受けている。

2018年秋、ベートーヴェンの生涯を描いた舞台「No.9不滅の旋律」にピアニストとして抜擢され、大きな脚光を浴びた。卓越したテクニック、ヨーロッパでの豊かな音楽経験が授けた多彩な音色表現、完成度の高いポリフォニーは「今後のピアノ界において貴重な存在」と評されている。

シューマンとムソルグスキーを収録したデビューアルバム”EUROPEAN HERITAGE”をリリースしている。
指導者としては「的確でわかりやすい」「出来に応じたアドバイスだから練習しやすい」など評価はたかく、アンサンブルレッスンも非常に人気が高い

ピアノ愛好家の方が集まって聴講しながら学ぶオープンクラス形式の「piano forum」を定期的に開催している。